健康経営について2

これまで国としても各自治体としても後押しするような制度があると伝えてきましたが、今回はそこの制度の一部と「健康経営」を伝えていく上で欠かせない言葉である「プレゼンティズム」と「アブセンティズム」をお伝えしていきます!

まず健康経営の制度・表彰は大きく分けて3つ!!

■健康経営銘柄

東京証券取引所の上場会社から「健康経営」に優れた企業を選定する制度で、選ばれた企業は投資家にとって魅力ある企業として紹介されるので資本が集まりやすくなる!

■健康経営優良法人

優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などを顕彰する制度で、「大規模法人部門」と「中小規模法人部門」の2つに分かれている

■健康経営優良法人ホワイト500・ブライト500

健康経営優良法人「大規模法人部門」の上位500社をホワイト500

健康経営優良法人「中小規模法人部門」の上位500社をブライト500

いずれもとても価値がある表彰制度でそれぞれのロゴも使用可能になります。

そして人材確保の面で一番大きい新卒は一番何を重視して入社したい企業を選んでいるか、、、

1位:福利厚生

2位:健康や働き方に配慮しているか

1位2位ともにこの健康経営に当てはまる部分になります。

上記のような表彰を受けていたら、人材確保の面でも大きなメリットもあり、金融機関・投資家、取引先や消費者などの多方面からも今まで以上に信頼・評価を受けやすくなります!

会社を経営している限り関係ない会社はないですし、すでに実施されている企業でも毎年見直して従業員にとってより良い施策をやっていくことが表彰に繋がっていく。

そして「プレゼンティズム」と「アブセンティズム」についてお伝えしていきますが、

一言で伝えると「従業員の健康に対する投資収益」の指標の一つ

もっと噛み砕くと従業員のコストパフォーマンスの指標

■アブセンティズム

心身の体調不良が原因で遅刻や早退、欠勤、休職の状態 

→仕事ができない状態

■プレゼンティズム

出勤してるけど、心身の健康上の問題が作用して、 パフォーマンスが上がらない状態

→二日酔い、寝不足、頭痛、腰痛、低血糖状態など

この2つを見た時に「アブセンティズム」の方が企業の損失は大きいと思ってしまう、、、

でも!!!

実は「プレゼンティズム」の方が圧倒的に大きい!!!!

なんで「プレゼンティズム」の方が大きいのか??

不安定な心理状態や頭痛や肩こり腰痛を持ち続けて仕事をしてしまうと心身への負担はものすごくなる

そうなると日々のパフォーマンス(生産性)も落ちる。

そして入院や最悪の場合は退職するケースも、、、

入院すれば企業の医療費や保険料の負担は増えますし退職されてしまったら莫大な採用コストがかかってきてしまう、、、

ではなぜこれらが起きてしまうのか??

日本社会に根強く残る「多少体調不良であっても出勤する」という日本人特有のもの

仕事量や人手不足を考慮して「自分が休むわけにはいかない」という責任感

「休んで遅れた分の仕事は自分で取り返す」という責任感

どれも日本人のいいところの反面、悪い方向にいってしまうことも、、、

あとは「食生活の偏り」「運動不足」「生活習慣の乱れ」「従業員自身の健康に対する意識の低さ」「企業の環境が整っていない」などなど、、、

「プレゼンティズム」と「アブセンティズム」を少しでも減少させるためにも企業側は「従業員の健康への環境作り」として「健康経営」を一つの手段として有効活用しましょう♪

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